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宝 船
作庭者:今西信人
日経造園(株)
寸 庭
いのちのゆくえ
作庭者:小野鉄太郎
聴風館造園研究所
生命の力
作庭者:井上敏宏
 (株)植芳造園
和 愉
作庭者:伊藤秀樹
樋口造園(株)
 昨今、改革やリストラと言う言葉と共に厳しい世の中になり、人は疲れ癒しを求めております。そこで、心の豊かさと幸福を願い宝船を考えました。恵比寿・大黒天・毘沙門天・布袋・福禄寿・寿老人・弁財天などがあります。緑の中、枯山水の七福神が心の癒しになれば幸いです。
 今世紀の重要な課題は「生命とは何か」「生命はどうなるのか」と云う事です。人のみで無くて鳥や虫や草木等全ての「いのち」を深く考えて、私達の為すべき事に気付かねば成りません。この課題を古瓦と苔や卵形の石を使って表現しました。
 お互いが主張し、引き立てあう個性的な石材。それらを和ませ、引き締める、木々や草花の存在。そんな個々の材料に、命を吹き込むのが、造園の仕事です。石も植物も個々の場所で、楽しそうに生きている様に感じませんか?庭という世界の楽しさ・素晴らしさを感じてもらえれば幸せです。
 日本の和に癒しを求める心は誰にも存在するものです。しかし、作庭に至るには縁遠く、各々イメージの中での夢想庭です。そんな私達でも和を気軽に愉しみ、いつでも思い通りにアレンジできる。そんな素朴な夢を叶える為の発想のお手伝いができれば・・・。
「にちようび」にわ
作庭者:芝田貞夫・昭男
芝田造園
  大胆な空間構成を支えるのは、素材を吟味する厳しい目と緻密な計算、熟練の技と勘。
 あなたの庭づくりに、新しい視点を加えませんか。
'97年度作品 '98年度作品 '99年度作品 '00年度作品
'01年度作品 '03年度作品 '04年度作品
 梅小路公園にて開催されました「グリーンフェアー」(緑の週間・イベント)の事業として京都府造園協同組合・京都市造園建設業協会・京都市花き振興協会の協力により、日本庭園のすばらしさをより多くの人々に再認識していただくとともに、京都が誇る造園技術の継承とさらなる向上をめざして、自由な発想の場としての庭園作品展が毎年開催されております。
縁 台
作庭者:藤本 豊
(株)植藤造園
 休みの日にわ、風をそよがす木陰で、植物を眺め心を癒し、木漏れ日を浴びながら、すくすく育つ山野草のもとで、仲間が集まりお茶をしたり食事をしたり、そんな事が楽しめる庭があれば「にちようびにわ」楽しいかなと思い作庭しました。
 少し前まで、縁台は何処でも見られる風景の一部でした。忙しすぎてゆっくり話をすることを忘れた人たち、メールばかりで対話している若者達。大きなケヤキの木陰で涼しげな竹の縁台に腰をかけ、ゆっくりと会話や庭を楽しんでいただければ幸いです。
現在の中庭
作庭者:山本 浩
都造園土木(株)
共 生
作庭者:青木恒雄
(株)青木農園
思 考
作庭者:竹中 稔
(有)竹中造園
狭空間
作庭者:吉川 勝男
 (株)青山造園
 町屋の奥座敷に、客人を迎え縁側から眺める枯山水に挑みました。流れ落ちる水は石組みの間を通り抜け、流れを作り水景の美を演出しています。また、背景に現在のウッドを利用し竹垣風に仕上げ、落葉樹と石組の枯山水を鑑賞してください。 
 右側の針葉樹林の築山を深山とし左側の築山を花木とした彩のある対称とした。中央の橋脚石柱を近代的な建造物とみたて、自然との共生を表現した。また、日本庭園の手法にグランドカバーをガーデニング風にアレンジし、和風庭園の共生も目指した。
 人の感性とはそれぞれに違うものです。
この庭は、亀甲竹と石組を主にしたシンプルな作りですが、ご覧になられる方がその中に何を感じられるか。「その人ならではの何か」を、見つけていただければと思います。

 
 狭い空間の中で無限の広さ、深さ、時の流れを感じる坪庭。
京町屋の特性を生かした寸庭。時にはテーブル、イスなど持ち出してお茶やおしゃべりに花を咲かせることができるテラスの小庭やロックガーデンなど4つのパターンで表現してみました。