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「水フォーラム」
作庭者:寺石隆一
(社)京都府造園建設協会
 浄玻璃の鏡の庭 
作庭者:猪鼻昌司
いのはな夢創園
しんきらり
作庭者:寺内桂子・小関昌彦
(株)植禰加藤造園
 賀茂川想起 
作庭者:岩野耕司
(株)石武造園
  「第3会世界水フォーラム」の一環として3月下旬に「みやこめっせ」で「水のえんin京都2003」が開催され、会場内に大きな庭園を造り、その時に使った露地門や中潜、苔や石などを活かして、小さな空間で構成したのが今回の庭です。
 亡者の生前のおこないを映し出すといわれる浄玻璃の鏡。道に踏み迷い、一人さびしく、小さな渡し舟に乗って、鏡のある場所へとたどり着く人がいるかもしれません。澄んだ鏡に映し出されるすぎさり日々のあなたの姿。直視する覚悟はありますか?
 若者の庭。廃材利用のリサイクル。雑木林とクローバーの小径。緑のなかのベンチとテーブル。生き物のオブジェ。板石の滝石組。月の形の白砂に、ほのかに照らされ夜通し口説く夏の夜。花育て、野菜育て。落ち葉に宿るカブトムシ。寄席来る自然。人の営み。
 京都の中心を流れる賀茂川は、京都人にとって欠かせない憩いの場です。河川敷でのランニングなど、身体を修練できる場でもあります。岸辺に育つ樹木や草花は四季折々の表情であなたを優しく出迎えます。そんな身近な賀茂川の情景をイメージしました。
誰にでも持てる
和風ー洋風ベランダの庭
作庭者:松島兼治
(株)植芳造園
「庭園と花」をテーマに、庭の色を考え直す・・・・
そんな課題に挑戦した作庭家たちによる10の創作空間を
梅小路公園で1998年2月まで展示しています。
蓄積された技術と豊かな感性に支えられた京都の
庭園文化に新しい可能性を提案する小庭園です。
あなたの目で見て、足で歩いて、庭の魅力を感じてください
'97年度作品 '98年度作品 '99年度作品 '00年度作品
'01年度作品 '02年度作品 '04年度作品

 梅小路公園にて開催されました「グリーンフェアー」
(緑の週間・イベント)の事業として京都府造園協同組合・京都市造園建設業協会・京都市花き振興協会の協力により、日本庭園のすばらしさをより多くの人々に再認識していただくとともに、京都が誇る造園技術の継承とさらなる向上をめざして、自由な発想の場としての庭園作品展が毎年開催されております。
 寵ル(友好) 
作庭者:朝倉彩芳
北山造園
 
 
 自分の庭がほしくても、場所がないからと諦めていませんか?
マンションのベランダなどの狭い空間も、アイデアと構成で生まれ変わります。中央に清流を配し、左岸が洋風、右岸が和風。あなただけの風景と楽しみをもって、ゆっくり眺めてみたいですね。
 古都の文化には、先人の英知と精神が宿っています。
現代に生きる私達は、その心と技を継承した新しい時代にふさわしい庭づくりを目標にしています。過去と未来をつないで、世界を結んで拡がる架け橋となるような庭園文化を、この京都から発信したいのです。
 
現代の和
作庭者:小林久仁嘉
(株)小林造園
虹の架橋
作庭者:古川 尚
古川造園
豊かな環境
作庭者:原田淳史
(株)斉藤造園
緊張と衝動
作庭者:京都府造園協同組合
青年部
 現代の限られた都市空間で数少ない「緑」を楽しむ方法の一つが屋上緑化です。一角を屋上に見立てて、日本庭園の手法を用いた京都らしい屋上庭園に仕上げました。限られたスペースでも「緑」を楽しむことができることを、みなさんに感じていただければ・・・・・。
 
 
 生活様式は変化し、物質的にも恵まれた便利な世の中ですが、現代人は、心にゆとりのある暮らし、癒される空間を求めています。高齢者もまた潤いと夢を求めています。互いに手を繋ぐという意味を込めて、作庭しました。みなさまの心の癒しになれば・・・・。
 人間社会と同様に生物の世界も、楽あれば苦あり。養分や水分の少ない荒地でも日の光が充分あれば、植物は定着できますが、仲間が増えて土壌環境が豊かになると、生存競争が激しくなります。
 雨の多い日本では風土に適した竹が優占し、美しく静かな竹林を造ります。
 
 樹木、石、光、生物・・・それぞれが対話しながら生み出されるリズムがあります。そのリズムの中にやがて一つの流れが生まれます。心を澄ましてみればきっと聞こえてくるはずです。静と動の間に、あなたは何を見つけるのでしょうか。