郷 愁


 心の景色とも言える山里の風景を縮景して庭園とし、敢えて大きめの柿の木を用い寂を、木立の間から棚田を見せる事に、より遠景となる侘びた里山の趣を演出した。こうした最も身近な自然の多くが、過ぎ去った環境になることに郷愁を覚える



作 小鷹照幸   (株)小林造園