浄土航路

生きとして生ける者は皆 生を受けしその時より 等しくこの航路の旅人。
敬慕する西行法師が「願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃」とうたわれました。
 人生は、西方へむかう漂泊の旅路なり。


作 猪鼻昌司    いのはな夢創園