「 久 遠 の 庭 」

人間が古来より憧れと敬意をもちつづけている「永遠の世界」を表現しました。
 向かって左側の、蓬莱山を表す三尊石組を中心に、連続する石組で永遠の世界を表現。高台に配した板石は、現世よりも高い理想郷を表します。白砂を敷きつめた大地は、現世の世界の大きな拡がりです。
 限られた空間の中で、無限性をどれだけ表現できるかをつねに念頭において作庭しました。

作  皆川 司    植 司