中 台
火袋を受けるもので、基礎と向きあった形をし、基礎よりやや小さいのが普通で、中台の下部には上向きの蓮弁が火袋を支えるような形で彫られ、その上に2〜5段に小段を切った火袋受座があります。古いものは側面の模様が簡単で、中には無地のものもあります、新しいものになるほど側面の彫刻が外に飛び出したり、蓮弁も複弁となり力強さが欠けて装飾が過剰気味になってきます。
「図並びに解説: 京都府造園組合 監修 西村建依著 造園入門講座 造園材料より」